第41回JIBT 国際カジキ釣り大会
●開催期間:2019.7.26〜28 ●出場チーム:111チーム
●選手数:600名 ●出場艇: 111 艇(オーナーボート: 101 、チャーターボート: 10 )
Day1 歴代最高記録となる64尾!
台風の動きや天候の急変に惑わされつつ開催された初日。最初のヒットは7:54から始まり、その後も絶え間なくヒットコールが続きました。その結果、大会初日はストライク数だけでも140を超えるようなヒットコールの嵐となりました。ファーストマーリンはアニバーサリーが8:08に達成し、その後も釣果が続く中で、チームマハロはタグ&リリース×3、キャッチ×1を記録して、合計796.2 ポイントで暫定1位に躍り出ました。続いて暫定2位はタグ&リリース×2、キャッチ×1の計3尾を上げた573.225 ポイントのSBC、暫定3位はタグ&リリース×2、キャッチ×1の合計573.15 ポイントでトップガンが続きました。キャッチされた中の最大魚は、インフィニティの169.6 kgのクロカジキでした。
この結果、第1日目の総尾数は64尾(うちタグ&リリース ×41、キャッチ ×23)を記録し、歴代の1日あたり最高尾数を更新しました。
2日目以降は天候の具合で開催も微妙ですが、何とか最後まで無事続行できることを期待します。
Day2 強風のため中止
台風6号のため、やむなく中止とさせていただきました。
Day3 大会史上最多のトータル86尾を記録
早朝は南寄りの強風が残り、大会執行部は7:00スタートを見送りましたが、その後1時間おきに状況をチェック、8:00の時点で風が弱まることを確認した結果、定刻より2時間遅れの9:00にスタートを行うことを全チームに伝えました。
ストップフィッシングは15:00、検量締め切りを17:00に設定変更し、3日目のスタートです。まだ波が高いので安全を第一優先に釣りを行うよう全艇に呼びかけました。1日おいても潮の具合は変わっていないのでカジキはエリアにはたくさんいると予想しましたが、案の定、スタートフィッシング後30分、9:30にソルティーからこの日最初のヒットコールが届きました。それからは1日目に負けないほどのヒットコールが続きました。ソルティーは30ポンドラインでファイトし、8分後にクロカジキ推定70kgにタグ&リリース完了。多くのヒットコールがあるなか、初日暫定トップのマハロからはヒットコールがなく、暫定2位だったSBCが50ポンドラインでクロカジキ推定120kgをタグ&リリース、195ポイントを追加、合計ポイントであと20ポイントまでマハロに迫りました。この日、目だって釣果を上げたのはイーストワン。初日は釣果がなかったのですが、この日は50ポンドラインで3尾のクロカジキをタグ&リリースし、585ポイントを上げ、初日暫定3位のトップガンをかわして3位に躍り出ました。3位以下のチームのあいだでもめまぐるしく順位が変わり、洋上では熱戦が続きました。
初日暫定トップのマハロは、SBCの追撃を辛くもかわして首位をキープ。JIBTで3回目の優勝という快挙を成し遂げました。(2015年、2017年に続き3回目。過去に2回優勝したチームは他に4チームありました。)
たいへん残念だったのは、ストップフィッシング8分前の14:52にヒットが来たデジタル魚拓DGS(チャーターボート:若宮丸)でした。このカジキがことのほか大きく、検量締め切り時刻の17:00になってもファイトが続き、惜しくもタイムオーバー。ランディングしたのはなんと229.45kgもある今大会唯一のシロカジキでした。第41回大会は台風6号の動きに左右されましたが大会史上最高の釣果に恵まれ、全艇、ぶじに下田港に帰港いたしました。
今回は下田港の一画をお借りし野外に大きなテントを張り、表彰パーティーを行いました。選手600名、関係者の皆さん150名、合計750名を越えるパーティーとなり、大いに盛り上がりました。
●【団体総合】 (表彰3位まで) T&R:タグ&リリース
順位 | チーム No. | チーム名 | 合計 ポイント | 備考(魚種すべてクロカジキ) |
---|---|---|---|---|
1位 | 23 | チーム マハロ | 796.2 | クロカジキ 50lbライン T&R×3、キャッチ140.8kg×1 |
2位 | 87 | SBC | 768.225 | クロカジキ 50lbライン T&R×3、キャッチ122.15kg×1 |
3位 | 63 | イーストワン | 585 | クロカジキ 50lbライン T&R×3 |
※同ポイントの場合は大会規定により達成時刻の早い方を優先する。(以下同)
●【個人総合】 (表彰3位まで) T&R:タグ&リリース
順位 | チームNo. | アングラー名 | チーム名 | ポイント | 備考(魚種すべてクロカジキ) |
---|---|---|---|---|---|
1位 | 87 | 相川 佳之 | SBC | 768.225 | クロカジキ 50lbライン T&R×3、キャッチ122.15 kg×1 |
2位 | 97 | 岩淵 洋 | トップガン | 573.15 | クロカジキ 50lbsライン T&R×2、キャッチ122.1kg×1 |
3位 | 100 | 木村 篤弥 | DAIKIN | 541.125 | クロカジキ 50lbsライン T&R×2、キャッチ100.75kg×1 |
●【チャーターボートキャプテン賞】 表彰1位のみ・1艇
順位 | 船名 | 船長名 | ポイント | 乗船チーム名 | 備考(魚種すべてクロカジキ) |
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1位 | 美弥丸 | 土屋 進一 | 130 | マーメイドAC (B) | 1日目 クロカジキ80lbライン T&R (推定150kg) |
●【西川龍三賞(最大魚賞)】 (表彰1位のみ・個人)
順位 | チームNo. | アングラー名 | チーム名 | 重量 | 備考(魚種すべてクロカジキ) |
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1位 | 51 | 田口 里美 | インフィニティー | 169.6kg | 1日目 クロカジキ 50lbライン |
※次点 DIADDICT クロカジキ168.95kg