2022-09-26

第29回JIBT 国際カジキ釣り大会

今年で第29回を迎えたJIBT。3日間で7本のカジキがあがりました。

【開催日】2007年7月19日~22日(19日:前夜祭)
【開催地】静岡県下田港およびその沖合
【参加チーム】104(105チームのうち、1チームキャンセル)
【参加選手】517人(釣りをしないゲスト、スタッフ、関係者含め総計700名。)
【参加艇】107艇(地元チャーターボート(遊漁船)23、オーナーボート84)
概況
今年も昨年に続き、「下田マリンフェスティバル」との合同開催になり、下田市の夏のイベントとして盛人に開かれました。
7月19日は、地元・浜崎小学校の5、6年生を対象としたボランティアクルージングを開催、そして夜には地元下田市関係者の皆さんの絶大なご支援を得て盛大な「前夜祭」が催されました。また大会期間中は「道の駅開国下田みなと」周辺で「下田マリンフェスティバル」が同時開催され、地元の皆さん、大会参加者、それに観光客も交え、にぎやかに行われました。
釣りの方では、黒潮も大会エリアから離れており、梅雨明け前ということもあって海水温も例年より低めの21° C台で、水色も悪くカジキの魚影がいまひとつでした。その結果、3日間で7尾という結果に終わりました。(釣果のあったのは2日目と3日目で、1日目は釣果なしでした。)カジキの種類と尾数は、マカジキ2尾、クロカジキ5尾でした。そのうち、タグ&リリースはクロカジキ3尾、マカジキ2尾の計5尾、ランディングされたのはクロカジキ2尾で、これらは独立行政法人・遠洋水産研究所によって検体調査され、貴重なデータを得ることができました。
優勝は、2日目と3日目にクロカジキをタグ&リリースした「オーエス」(チーム名「OSフィッシングチーム」チームキャプテン:越智和夫さん)。昨年はチャーターボートでJIBT初出場、今回は初めて自分のボートで出場し、優勝し、静岡県知事賞を獲得しました。
2位は「ビーフラット」(チーム名「チームビーフラット」チームキャプテン:赤澤雅行さん)で、2日目に今大会のファーストマーリンとなるクロカジキ推定100kgを50Lbラインでタグ&リリースに成功してトップに躍り出て、3日目もクロカジキを掛け、あと一歩のところまで引き寄せましたが惜しくもフックがはずれ、逃げられました。これをタグ&リリースしていれば「オーエス」を上回り優勝だったので残念でした。ビーフラットのアングラーは女性のクロカジキ24kg(50Lb)ラインクラス世界記録保持者である赤澤文子さんでした。
3位は地元須崎のチャーターボート「光明丸」(船長:土屋文男さん)に乗船してクロカジキ136.9kgをランディングした「チームピノキオ」(チームキャブテン:山本丁三さん)でした。

報告:JGFA事務局

3日間のカジキデータ

ストライク数T&Rキャッチ合計
7/204000
7/2116314
7/2215213
35527

第29回JIBT表彰結果

団体総合(表彰3位まで)

順位 チームNo. チーム名   合計ポイント 備考           
1位74OSフィッシングチーム3607/21 クロカジキT&R推定100kg(80lbライン)
7/22 クロカジキT&R推定80kg(80lbライン)
2位50チームビーフラット2757/21 クロカジキT&R推定100kg(50lbライン)・2日目のファーストマーリン
3位96チームピノキオ214.27/22 クロカジキ136.9kg(80lbライン)・3日目のファーストマーリン

出典:JGFAニュース2007年

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