2022-11-11
下田海上保安部から
JIBTの運営に当たっている実行委員会の皆様、そして参加者の方々に対しては、単に釣果を競うばかりでなく安全面,海洋資源および環境の保全面にも目を配られてイベントを行われていることに関し、感謝を申し上げたいと思います。女性参加者を目にした場面も数多く、この大会の裾野の広さを感じています。
海上保安庁は「海の安全運動」として、海難事故防止に積極的に取り組んでおります。カジキ釣り大会に多く使われる小型船舶を対象に、海上保安庁は「自船の安全確保3箇条」を提唱しておりますが、JGFAが主催されるこの大会でも、それらをしっかりと踏まえていただいております。また2022年の大会期間中には、参加艇からの通報で、早期の海難救助が実現して重大事故の発生を防止できた事例がありました。海上保安庁は、小型船舶の船長さまおよび釣りをなさる皆様の海難防止意識向上を継続してゆくため、リーフレットも作成しておりますので、事前ミーティングなどでの配布にもご協力いただければと思っております。
周辺海域は船舶の交通量も多いところですし、下田港も巨大ではありませんので、大会期間中安全に釣りをしていただくために、大会本部とも、情報の共有を含めた緊密な連携を図っていきたいと考えております。この地はマリンレジャーがとても盛んな土地であり、カジキ釣り大会は地元にしっかりと根を下ろされたイベントですので、将来も継続していただけることを願っております。(談)
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