2022-11-01

第40回JIBT 国際カジキ釣り大会

●開催期間:2018.7.20〜22 ●出場チーム:130チーム
●選手数:666名 うち オーナーボート 120艇、チャーターボート 10艇

★カジキのストライクがあったチーム:57チーム/130チーム

Day1 記念大会に相応しい40尾のカジキ!

異例のヒットコールラッシュ

第40回記念JIBTは潮況に恵まれ、開始直後からヒットコールのラッシュとなりました。大会エリアは、ちょうど黒潮蛇行の屈曲部分外側に入り、潮温も28℃を超え、すばらしい水色に恵まれました。下田港から近いエリアからヒョータンまでのさまざまなエリアが期待の持てるポイント。7:56のストライクを皮切りに、途切れることなく計79ヒットが続き、T&Rが27尾、キャッチが13尾の計40尾(クロカジキ38尾およびマカジキ2尾)の釣果。

1日で計3尾を釣る2チーム

初日の順位は、計3尾(うちタグ1尾、キャッチ134.6kg及び131.5kg、すべて50ポンドライン)を釣り上げたシードリームが594.225ポイントで暫定首位となり、田中信行キャプテンのサンダーが同様に3尾(タグ1尾80lポンドラインおよびタグ2尾50ポンドライン)の520ポイントで続きます。初日のファーストマーリンは8:45に MALIBU、最大魚はリトルマーメイドのクロカジキ149.45kgでした。

Day2 好調な釣果が持続し29尾追加!

大会2日目も好調

 大会2日目(7/21)も大会エリアには黒潮の分流が差し込んで、1日目と同様の好調な釣果が期待され、その予想どおり29尾のカジキが釣れました。(内訳:クロカジキ25尾(うちキャッチ8尾とT&R17尾)、マカジキ4尾(うちキャッチ1尾とT&R3尾)

11歳の石川慶空くんが192.5kgの最大魚

 午前7:00のスタートフィッシングのあと、7:22にはオーシャンベルが最初のヒットコールを上げ、そのままタグ&リリース。アイエヌジーは大会2日目の最大魚となる195.2kgのクロカジキを、アングラーの石川慶空くん(11歳)が奮闘して見事にキャッチを決めました。1日目にも2尾の釣果を記録していたグランテムは2日目終盤に3尾目にあたるクロカジキへのタグ&リリースを決めて上位への進出を果たす中、アイラッシュは立て続けに3尾のクロカジキにタグ&リリースを決める圧巻の釣果! その結果、2日目終了時点にて暫定首位に躍り出ます。

Day3 ブルファイター大逆転勝利! 大会史上最多の80尾

引き続き良い条件

この日も、天候や潮には大きな変動はなさそうです。もしかすると、過去のJIBTの最高釣果は更新されるかも! 前日までに69尾のカジキを記録し、過去の最多尾数記録77尾(2008年第30回大会)にあと8尾と迫っていました。過去の経験から海況がそう変わらなければ今日も10尾はいけると予想されました。

スタート直後のヒットラッシュ

この日のスタートフィッシングは7:00。2日間の経験で、カジキのポイントがかなり絞られていましたので、ファーストヒットコールは30分以内と予想していましたが案の定、スタート後20分の7:20にディアディクトからのコールが届き、3日目のバトルが始まりました。続いて、7:29・Be遊、7:33・サンダー、7:36・マハロがヒットコールを入れましたがいずれもバラシ。そんな中、この日のファーストマーリンはホライゾンがゲット(7:47ストライク、8:12TgRリリース完了。)

優勝の行方は?

注目の優勝争いは、2日目まで650ポイントで暫定首位のアイラッシュが逃げ切るか、はたまた暫定2位・シードリーム、同3位・グランテム、同4位・サンダー、同5位・ウェイビーラインといった500ポイント越えのチームが追い上げるのか、1尾の釣果で順位がめまぐるしく変わる激しい戦いとなりました。
7:48、2日目まで暫定2位のサンダーがヒット!首位に駆け上がるかと思われましたが惜しくもフックはずれでバラシ。
一方、前日まで2尾のクロカジキを釣って暫定11位だったブルファターが50ポンドラインで午前中に1尾、午後13:10になってこの日2尾目のクロカジキにタグ&リリースを決め、合計4尾、741.675ポイントでなんと首位に躍り出ました! 2日目ま暫定トップのアイラッシュは追加がないまま時間が過ぎていきます。
14:00のストップフィッシングを迎えてもなお4艇のボートがファイトを続行していましたがいずれもバラしてしまったため、あとはストップフィッシング後の審査によって順位が決まることになりました。
最終結果は、ブルファイターが大逆転勝利! 劇的な展開で第40回記念JIBTを制しました。晴天と海況に恵まれ、3日間合計で80尾という最多尾数記録を更新するすばらしい大会は無事閉幕しました。
今回は下田東急ホテルの野外ステージで表彰式がおこなわれ、花火の演出もあって大いに盛り上がりました。

●【団体総合】 (表彰3位まで)   T&R:タグ&リリース

順位チーム
No.
チーム名合計
ポイント
備考(魚種すべてクロカジキ)
1位46Bull Fighter741.675クロカジキ 50lbライン・T&R3尾、キャッチ104.45kg
2位121アイラッシュ650クロカジキ 50lbライン・T&R2尾、30lbラインT&R1尾
3位106シードリーム594.225クロカジキ 50lbライン T&R1尾、キャッチ・134.6kg&131.55kg

※同ポイントの場合は大会規定により達成時刻の早い方を優先する。(以下同)

●【個人総合】 (表彰3位まで)   T&R:タグ&リリース

順位チームNo.アングラー名チーム名ポイント備考(魚種すべてクロカジキ)
1位46坂野 元紀Bull Fighter741.67550lbライン・T&R3尾、キャッチ104.45kg
2位121藤田 祥アイラッシュ65050lbライン・T&R2尾、30lbラインT&R1尾
3位106田野入 英樹シードリーム594.22550lbライン T&R1尾、キャッチ・134.6kg&131.55kg

●【チャーターボート船長賞】 表彰1位のみ・1艇

順位船名船長名ポイントチーム名備考(魚種すべてクロカジキ)
1位稲荷丸森 一徳270.6ボナーフィッシングクラブ50lbライン・キャッチ130.4kg、マカジキ50lbラインT&R1尾

●【西川龍三賞(最大魚賞)】 (表彰1位のみ・個人)

順位チームNo.アングラー名チーム名重量備考(魚種すべてクロカジキ)
1位24石川 慶空(ソラ)アイエヌジーフィッシングクラブ195.250lbライン(7/21)

●【下田海上保安部長(セーフティー)賞】 表彰1位のみ・1艇

チームNo.チーム名キャプテン名備考
3アランビックFC市原岳洋1987年以降常に安全に留意して JIBT に連続出場している
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