2022-11-01

第36回JIBT 国際カジキ釣り大会

●開催期間:2014.7.19〜21 ●出場チーム:93チーム(7/19)、92チーム(7/20, 7/21)  
●選手数:458名(7/19)、455名(7/20, 7/21)  
●出場艇:93艇(オーナーボート:83 、チャーターボート:10 )

Day1 初日は潮に恵まれ釣果11尾のスタート!

曇天の中のスタートフィッシングののち、アオネから勝負を賭けたフォワードから7時50分にストライクの無線が入る。7時59分にブルーウォーターからもストライクコールが続くが、8時07分には先行したフォワードが推定80kgのシロカジキにT&Rを決めて今大会のファーストマーリンをGET! ブルーウォーターもこれに続き、8時40分には推定70kgのクロカジキにT&Rを完了しました。
その後、常陸マーリンジャンキーズ俊、ホワイトロータス、APACHE、TEAM GATINが相次いでT&Rを決め、順調な釣果が期待される中、11時43分には常陸マーリンジャンキーズ俊より再びストライクコール。またしてもクロカジキにT&Rを決めました。その後、マイスター、G’DAY、アランビックがT&Rを完了する中、最後にLEVANTEがファイトタイム2時間49分の末にクロカジキ167.1kgをキャッチ、初日の最大魚ボーナスを獲得。大会初日は、クロカジキ2本にT&Rの常陸マーリンジャンキーズ俊が首位、2位にLEVANTEが続き、T&R10本、キャッチ1本の計11本の釣果となりました。

1位 常陸マーリンジャンキーズ 俊 390p
2位 LEVANTE 300.6p
3位 フォワード 290p 
4位 ブルーウォーター 260p 
5位 アランビック、TEAM マイスター、ホワイトロータス、TEAM G’DAY、APACHE 195p
10位 TEAM GATIN 75p

Day2 今年は混戦! LEVANTEが暫定首位!

2日目のスタートは、7時42分のマーリンバスターズのヒットコール、同時刻にフェニックスも続く。フェニックスは早々に12分後T&Rをマカジキに決めるも、マーリンバスターズも1時間28分のファイトの末にクロカジキ123.9kgのキャッチ。このファイト中、8時台には実に11回のヒットコールが相次ぎ、かなりの釣果を期待させました。ヒットコールが得られたエリアも例年と比較してかなり幅広くなっています。前日に2本のT&Rを決めて初日の暫定首位となっていた常陸マーリンジャンキーズ俊は、ヒットするもののポイントを得られず、チームバシリアス、ファンタジア、LEVANTE、TEAM G’DAYの4チームが釣果2本に追いつく展開に。その明暗はラインクラスとランディングで分かれ、30ポンドラインで勝負しているファンタジアは魚体に傷があるためやむなくランディングしたクロカジキが82.3kg、50ポンドラインで全てT&Rとした常陸マーリンジャンキーズ俊・チームバシリアス・TEAM G’DAYが横並びとなり、50ポンドラインを使用し初日唯一のランディング167.1kgで日別の最大魚賞もゲットしていたLEVANTEが暫定首位となりました。

天候は程よく、潮もよい。また、最多でも釣果は2本でポイント争いも混戦模様。3日目にはどんなドラマが見られるのか!?

Day3 3日間でカジキ31本。 LEVANTE(レバンテ)が逃げ切り、初優勝!

最終日(3日目)は7:00スタートフィッシング。南東の風がわずかに吹く絶好のナギに恵まれた。昨日までの2日間で、カジキのヒット場所はほぼ特定でき、アオネ(エリアG)に向うグループと、ひょうたん(エリアH&I)に向うグループにほぼ2分されました。アオネは約20分で到達できるのでファーストヒットコールは7:20ごろと大会本部では予測。最初のヒットコールは予測より早く、スタートフィッシング後、わずか13分後に、プレデーターから。ただし、魚種不明のままバラし、続いて7:23にSAYAKA、7:23に再びプレデーター、7:25REX、7:28ホワイトロータス、7:30セブンシーズと連続ヒットするが、これらはすべてシイラでした。しかし、7:31、APACHEのヒットはシイラではなく間違いなくカジキ。いよいよ本命のお出ましです。その後、9:00ごろまでシイラに混じってカジキのストライクはあるものの、ことごとく、フックアウト。9:23にそれまで唯一カジキとファイトしていたAPACHEが推定140kgのクロカジキを30ポンドラインでT&R。260ポイントを獲得。1日目の195ポイントとあわせ455ポイントで2位に躍り出しました。  
その後もヒットコールはあるもののシイラが多く、カジキとわかっても食いが浅くすぐにフックアウト。この日の2本目はMAHALOが推定70kgのこのシーズンとしては大型のマカジキを12:16にT&Rしました。これまで釣果はわずか2本。昨日は17本でしたが、1日たってがっくりと釣果が落ち、いいナギに恵まれすぎていわゆる「なぎ倒れ」状態に。ヒョウタン(エリアH&I)の水温は27℃に達して、完全にクロカジキの潮になったのに残念。
この日最後にカジキをあげたのは Campanula III。30ポンドラインで推定70kgのクロカジキをエリアHでT&R。260ポイントを上げ、2日目の195ポイントとあわせ455ポイントとなり、2位のアパッチに並ぶが「同ポイントの場合は、そのポイントを早く達成したものを優位とする」という大会ルールで3位になりました。
このあとカジキのヒットコールはなく、14:00.ストップフィッシング。第36回JIBTは閉幕。
 
この結果、3日間で31本のカジキが上がり、2日目までに495.6ポイントを上げていたREVANTEが逃げ切り、うれしい初優勝を飾りました。

●大会期間のカジキデータ

月/日ストライク数タグ&リリース(尾)キャッチ(尾)合計
7/192410111
7/203013417
7/2113303
合計6726531

★カジキのストライクがあったチーム:45チーム/93チーム
★カジキの釣果があったチーム:24チーム/93チーム

●【団体総合】(表彰3位まで)T&R:タグ&リリース

順位チーム
No.
チーム名合計
ポイント
備考
1位53LEVANTE495.6クロカジキ50lbライン167.1kgキャッチ、
クロカジキ推定120kgT&R
2位80APACHE455クロカジキ50lbライン推定70kgT&R、
クロカジキ30lbラインlbライン推定140kgT&R、
7/21 9:23達成
3位18カンパニュラIII455クロカジキ50lbライン推定100kgT&R、
クロカジキ30lbライン推定70kgT&R、7/21 12:56達成

●【個人総合】(表彰3位まで)

順位チームNo.アングラー名チーム名ポイント備考
1位53岡本 達幸LEVANTE495.6団体総合1位参照
2位65藤田 雅史TEAM G’DAY390クロカジキ50lbラインT&R2尾、
7/20 10:06に2本目T&R
3位30今野 弘昭チームバシリアス390クロカジキ50lbラインT&R2尾、
7/20 13:14に2本目T&R

●【タグ&リリース賞】(表彰1位のみ・チーム)

順位チーム
No.
チーム名合計ポイント備考
1位80APACHE455クロカジキ50lbライン推定70kgT&R、
クロカジキ30lbライン推定140kgT&R、達成順

●【西川龍三賞(最大魚賞)】(表彰1位のみ・個人)

順位チームNo.アングラー名チーム名重量備考
1位53岡本 達幸LEVANTE167.1kg7/19 クロカジキ167.1kgキャッチ
(50lbライン)

●【ファーストマーリン賞】(表彰1位のみ・個人)

順位チームNo.アングラー名チーム名合計ポイント備考
1位75三枝 久美恵フォワード290シロカジキ(推定80kg/30lbライン、
ファーストマーリン)

●【レディース賞】(表彰1位のみ・個人)

順位チームNo.アングラー名チーム名ポイント備考
1位75三枝 久美恵フォワード290シロカジキ(推定80kg/30lbライン、
ファーストマーリン)

●【チャーターボートキャプテン賞】(表彰3位まで・個人)

順位船名船長名ポイントチーム名備考
 1位番匠高宮丸小澤 長夫191.1イーストワンクロカジキ141.1kgキャッチ
(80lbライン)
 2位第六人徳丸田中 大海75TEAM GATINマカジキ推定30kgT&R
(50lbライン)
 3位該当なし    

●【ベストセーフティー賞(下田海上保安部長賞】(表彰1位のみ・チーム)

チームNo.チーム名備考
     55ウォーターボーイズストップフィッシング後もファイトを続行していた
インフィニティーに付き添い、ファイト終了後、
帰港の安全をフォローした。

詳細はこちらをご覧ください。

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です