2022-11-01

第37回JIBT 国際カジキ釣り大会

●開催期間:2015.7.20(7/18,19は悪天候で中止) ●出場チーム:82チーム(95チームのうち、13チームキャンセル)
●選手数:405名
●出場艇:82艇(オーナーボート:70 、チャーターボート:12 )

第37回JIBTはチーム・マハロ(MAHALO)が初優勝!

第37回JIBTは、台風11号の影響で南西強風が吹き荒れ、大会が開かれる下田港に回航できないボートもあって当初95チームのエントリーがありましたが、82チームでの開催となりました。当初の大会日程は、初日7/18でしたが7/16時点で中止を決定し、7/19からの大会といたしましたが、この日も強風は収まらず、やむなく安全を考慮して中止となりました。3日目(最終日)の7/20はやっと南西強風もすこし収まり、わずか1日の大会となりましたがなんとか開催できました。
 
 カジキの情報は、大会前週まではいい潮が入っておらず、水温も22℃程度で釣れても小型のマカジキ程度でしたが、7/15から急に好転し、トーナメントエリアには25℃台の潮が差してきました。下見段階では7/17,7/19ともクロカジキがエリアに入ってきているのが確認され、最終日のカジキラッシュが大いに期待できる状況となりました。
 7/20、当初予定を1時間早めて、6:00スタートフィッシング。多くのボートは、アオネ、トンガリ(エリア:G)、ドンブカ(エリア:H&K)、ヒョータン(エリア:K&I)といった実績ポイントに向いました。最初のストライクは6:42、ノーマジーンよりトンガリからありましたが残念ながらカジキではなく、キハダでした。その後もストライクコールはあるものの、キハダやカマスサワラが多く、なんとかその合間を縫ってカジキをストライクさせてもバレてしまうといった状況が続きました。
そんな中10番目のストライクコールでカジキとファイトに入ったLAY A GHOST(ケン・マツウラ・リール・ジャパン)が7:34にドンブカ南(エリア:K)でクロカジキ推定100kgをタグ&リリースし、今大会のファーストマーリン賞に輝きました。その後もキハダが多い中、カジキも順調に釣れだし、午前中までに14尾のクロカジキがあがりました。中でも女性アングラーとしてカジキとファイトしたBlue Waterの佐々木つぼみさんは30ポンドラインでわずか8分のファイトタイムでクロカジキ推定90kgをタグ&リリースしました。(今回の最短ファイトタイム)
午後に入ってさらに4尾のカジキが追加され、審査対象になったのは18尾。このほか残念ながらサメに尾鰭をかじられて失格となったのが1尾あり、合計19尾をもって14:00、ストップフィッシングとなりました。
 
★この結果、この日唯一2尾のクロカジキをともに50ポンドラインでタグ&リリースしたMahaloが合計390ポイントを上げ、チーム優勝を勝ち取りました。(Mahalo は2013年に串本JBTKでも優勝しており、今回も素晴らしい活躍でした。)チーム2位、3位はクロカジキ1尾を30ポンドラインでタグ&リリースした3チームが260ポイントで並びましたが、大会規定により達成時刻の早いものが優先となり、2位FANTASIA、3位Blue Water となりました。

●大会期間のカジキデータ

月/日ストライク数タグ&リリース(尾)キャッチ(尾)合計
7/205115(クロカジキ)3(クロカジキ)18

★カジキのストライクがあったチーム:41チーム/82チーム
★カジキの釣果があったチーム:17チーム/82チーム

●【団体総合】(表彰3位まで)T&R:タグ&リリース

順位チーム
No.
チーム名合計
ポイント
備考
1位39チームマハロ390クロカジキ50lbライン推定80kg、クロカジキ推定70kgT&R
2位16アゲインファンタジア260クロカジキ30lbライン推定60kgT&R  8:47達成
3位9ブルーウォーター260クロカジキ30lbライン推定90kgT&R 11:09達成

●【個人総合】(表彰3位まで)

順位チームNo.アングラー名チーム名ポイント備考
1位16池田 慎太郎アゲインファンタジア260団体総合2位参照
2位9佐々木 つぼみブルーウォーター260団体総合3位参照
3位13金子 京市ダイワ+プレデターTEAM260クロカジキ30lbラインT&R 13:58達成

●【タグ&リリース賞】(表彰1位のみ・チーム)

順位チーム
No.
チーム名合計ポイント備考
1位39チームマハロ390団体総合1位参照

●【西川龍三賞(最大魚賞)】(表彰1位のみ・個人)

順位チームNo.アングラー名チーム名重量備考
1位61杉本 晋之介HOOKERS FC152.3kgクロカジキ/キャッチ(50lbライン)

●【ファーストマーリン賞】(表彰1位のみ・個人)

順位チームNo.アングラー名チーム名ランディング(またはT&R)日時備考
1位47山口 英樹ケン・マツウラ・リール・ジャパン7/20 7:34クロカジキ(推定100kg/50lbライン)

●【レディース賞】(表彰1位のみ・個人)

順位チームNo.アングラー名チーム名ポイント備考
1位9佐々木 つぼみブルーウォーター260団体総合3位参照

●【チャーターボートキャプテン賞】(表彰3位まで・個人)

順位船名船長名ポイントチーム名備考
 1位稲荷丸森 一徳193.387.ボナーフィッシングクラブクロカジキ128.9kgキャッチ(50lbライン)
 2位若宮丸土屋 嘉公13095.TEAM PLATINAMクロカジキ推定80kgT&R(80lbライン)
 3位該当なし   

●【ベストセーフティー賞(下田海上保安部長賞)】(表彰1位のみ・チーム)

チームNo.チーム名備考
     11マーリンバスターズチームキャプテンの渡邉清一郎氏は大会実行委員長として大会の安全が最優先するとの信念から、2日目も大会中止を決断した、その勇気に敬意を表する。

●【SAYAKA賞】(表彰1位のみ・チーム)

チームNo.チーム名備考
     87ボナーフィッシングクラブ昨年、逝去された志田吉彦氏(BOL北日本幹事長、ボート:SAYAKA)を偲んで、トーナメントエリアのもっとも北でカジキを釣ったチームに長女のさやかさんから目録が贈呈された。

詳細はこちらをご覧ください。

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です