2022-09-24

第27回JIBT 国際カジキ釣り大会

今年で第27回を迎えたJIBT。3日間で13本のカジキが釣れました!!

【開催日】2005年7月14日~17日(14日:前夜祭)
【開催地】静岡県下田港およびその沖合
【参加チーム】105(3チームキャンセルで102チームのエントリー)
【参加選手】504人(釣りをしないゲスト、スタッフ、関係者含め総計700名)
【参加艇】102隻(地元チャーターボート(遊漁船)19、オーナーボート83)
【共催】
ジャバンゲームフィッシュ協会、(社)海洋レクリエーション協会
【後援】
下田市、下田市観光協会、下田市漁業協同組合、下田市船主連合会、下田市遊漁船組合、下田市青年会議所、下田市商店連合会、下田料理飲食組合、下田温泉旅館協同組合
【特別協賛】
SHIMANO、日神不動産、YAMAHA

概況
今年も昨年に続き、「下田マリンフェスティバル」との合同開催となり、下田市の夏のイベントとして盛大に開かれました。7月14日は、地元・浜崎小学校の5、6年生を対象としたボランティアクルージングを開催、そして夜には地元下田市関係者の皆さんの絶大なご支援を得て盛大な「前夜祭」が催されました。
また、大会期間中は「下田ベイステージ」周辺で「下田マリンフェスティバル」が同時開催され、地元の皆さん、大会参加者、それに観光客も交え、にぎやかに執り行われました。
釣りの方では、梅雨明け前ということもあって海水温も昨年より低めの22~ 23℃台で、小型のマカジキ主体の大会になると思われていましたが、初日の午後より急に南西方向から水温があがりだし、25℃ 台に上昇、その結果、大型種のクロカジキが釣れ始めました。これは、黒潮の分支流がトーナメント海域に差してきたことによります。
その結果、3日間で39.9~ 53.5kgのマカジキ6尾、100~180.1kgクロカジキ7尾の計13尾が釣れ、そのうち5尾がタグ&リリース(標識放流)されました。(タグ&リリースの内訳は、マカジキ3、クロカジキ2)
大会期間中では、このほか、失格2尾(検景締切時刻オーバー・クロカジキ197.6kg、選手外アングラー・クロカジキ158.1kg)がありました。
優勝は、最終日(3日目)のファーストマーリンとなるクロカジキ144.6kgをランディングした「ミスリバティー」(チーム名「ピンクドラゴン」チームキャプテン:趙炫済さん)が2日日までトップに立っていた「プレデーター」をかわし、2003年の25回大会以来、 2度目の優勝を飾りました。
今回も昨年に引き続き、独立行政法人・遠洋水産研究所と共同で「人工衛星追跡型タグ」(ポップアップタグ)の装着が試みられ、 2本のタグ装着が成功しました。
また、検量に持ち込まれたカジキは検体調査され、貴重なデータを得ることができました。

最大魚
クロカジキ180.1kg(7/15 ボート:「ディスカバリー チーム名:オーシャンマジックディスカバリー)」80lbライン

報告:JGFA事務局

3日間のカジキデータ

ストライク数T&Rキャッチ合計
7/151423(1)5(1)
7/16831(1)4(1)
7/1711044
3358(2)13(2)

優勝チーム「ピンクドラコン」
最終日(3日目)のファーストマーリンをあげ、見事逆転優勝!ボートは「ミスリバティー」(チームキャプテン:趙炫済さん)
クロカジキ144.6kg・50lbライン・ファイトタイム38分。
釣った場所:「ヒョウタン南西角」
アングラーの徳山栄三さんは、個人総合1位に輝きました。

体験クルージンク&海上パレード
前夜祭の日の午後、そして、大会2日目の夕方と、2回にわたってそれぞれ10艇あまりのボランティアボートにより体験クルージングが行われました。乗船したのは子供たち主体の下田市民の方々。初めて乗る卜ローリングボートにたいへん喜んでいました。2日目には下田海上保安部巡視艇「いずなみ」の歓迎を受け、海上パレードを同時開催しました。

表彰パーテイー「優勝 ピンクドラゴン」
一昨年の25回大会に続き、2回目の優勝を果たした趙炫済キャプテン率いる「ビンクトラコン」。さすが、ベテランチームですね。
優勝チームには静岡県知事賞の他.ハワイの有名なカジキ釣り大会「HIBT」の招待チケットが贈られました。

第27回JIBT表彰結果

団体総合(表彰3位まで)

順位 チームNo. チーム名   合計ポイント 備考           
1位8ピンクドラゴン266.97/17 クロカジキ144.6kg(50lbライン)・3日目のファーストマーリン
2位37プレデーターFC2257/15 クロカジキ100kgT&R(50lbライン)
3位73オーシャンマジック・ディスカバリー216.17/15 クロカジキ180.1kg(80lbライン)

出典:JGFAニュース2005年 No26

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です