2022-09-03

第11回JIBT 国際カジキ釣り大会

特別協賛 (株)オリムピック・シマノ工業(株)・東レ(株)・ニッカウヰスキー(株)・ヤマハ発動機(株)(50音

第11回J.I.B.Tを省みて

開催期間1989年8月18日20日

今年の大会は、一口で言うと好天気を釣ったと言われます。開催日が台風シーズンに当たっているため、心配でした。開催直前に3つの台風が発生し、一時は駄目かと心配しましたが、、幸いにも揃って進路を変更しました。そして第7回から下田に移して以来、始めて凪と上天気の海になりました。水温は23~26℃ と結構でしたが、水色が濁り、魚の方はいささか淋しい状況でありました。おまけに第1日目に東京都よりフィッシングエリアについての取締りがあり、 トーナメント区域の変更などのハプニングも釣果に影響を与えたと思われます。もっともこれは毎年感じておりますが、今年もフックアップ後のラインブレイクは7例あり、特にその中の2例は長時間のファイトの後、ランディング直前でラインブレイクし、姿からするとかなり大きい獲物だったと思われます。海が凪ということから誠に残念でした。 トーナメントでは先ず魚を上げるということで、 くれぐれもラインは太いものの使用をお勧めしたい。今年の大会から新しく一般の人の見学船を企画しました。事前の宣伝が不足でしたが、60人を超える見学者があり、今後を期待されます。また電通の力をかりて、釣り界以外の一般のマスコミに働きかけてみましたところ、これも意外な反響があり、ビッグゲームもスポーツの仲間として取り上げられそうです。表彰パーティーも力を入れたつもりですが、会員の皆さんの御意見を賜りたいと思います。トーナメント中の無線は、安全のためには勿論、傍受はトーナメントの楽しみの原動力です。一部の船で整備不良が見られます。くれぐれもご注意下さい。次に成績を挙げました。163kgのブルーマーリン、大会新記録が入っております。また来年の7月26、27、28日第12回JIBTが予定されております。下田の海で元気な皆さんと会えることを楽しみにしております。

大会実行委員長 田中 宏

第11回JIBT最終成績

団体総合

   チーム名ポイント
1位ブルーマーリンFC211.9  クロカジキ163.0kg50lbライン
2位ジャパンビルフィッシュC112.7112.7lg80lbライン
3位西日本GFC(A)36.8マカジキ33.8kg80lbライン
4位江の島ビルフィッシュC57.0シイラ(タギング)
5位チームオリンピック(B)25.8カマスサワラ19.8kg80lbライン
6位レディ&デューク24.0シイラ(タギング)

個人総合

   チーム名氏名船名魚種名重量ラインクラス
1位ブルーマーリンFC佐志田 徹フェニックスⅡクロカジキ163.0kg50lbライン
2位ジャパンビルフィッシュCダニエルマルタンスーパーセーバー112.7kg80lbライン
3位西日本GFC(A)島田 克博髙宮丸マカジキ33.8kg80lbライン

オーナーボート賞

チーム名船名船長名
ブルーマーリンFCフェニックスⅡ森部 秀夫未

船長賞

1位髙宮丸小沢 保太郎
2位山庄丸土屋 泰一
3位君丸鈴木 喜一

タグ&リリース賞(タグ&リリースチーム賞)

江ノ島ビルフィッシュC キャプテン 山口 稔

国際賞

該当なし

レディー賞

チームパピヨン

ファッショナブル賞

チームパピヨン

出典:JGFAニュース1989年 No11

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