第10回JIBTを省みて
開催期間1988年7月21日 – 23日
長梅雨の間の一服に出会い、3日間行なう事ができましたが、風、波ともかならずしも恵まれた状況ではありませんでした。
しかし、香港、アメリカ、オーストラリアの5チームを含む59チーム(チャーターボート23オーナーボート37)295名の参加選手は揃って意気盛んで、時間いっぱい巨大カジキ釣りに挑戦しておりました。
成績は別紙の通りでありますが、特筆すべきことは、本年はシイラに対する標識放流が盛んに行なわれ、回遊魚の研究に大きな成果をもたらすものと期待しております。標識放流は、ハワイ、オーストラリアなどカジキ釣りのメッカでは盛んで、そちらから参加した外国チームの選手も感心しておりました。
外国チームを対象としたウェルカムパーティー、400名もの参加をみた最期の晩の表彰パーティーも華やかに幕を開じ、来年の健闘を誓い合いながら全日程を終了致しました。
委員長 田中 宏

チーム風小僧の釣り上げた110.5kgのクロカジキ
第10回国際カジキ釣り大会成績表
団体総合
1位 | 東京マリンクラブ(A) | 78.0ポイント |
2位 | ピンクドラゴン | 62.4ポイント |
3位 | 沖縄マリンフィツンングクラブ | 43.6ポイント |
個人総合
1位 | 新見喜一(東京マリンクラブ(A)) | 66.3ポイント |
2位 | 徳山栄三(ピンクドラゴン) | 62.4ポイント |
3位 | 平野清資(ビッグフィーストフインヤ~マンズ) | 40.8ポイント |
オーナーボート船長賞
チャーターボート船長賞
1位 | 若宮丸 土屋嘉弘 | 43.6ポイント |
2位 | あそう丸 阿宗俊一 | 22.8ポイント |
3位 | 丸清丸 田中清― | 12ポイント |
タブ&リリース
外国人賞
ファッショナブル賞
出典:JGFAニュース1988年 No10
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