2022-10-31

前田利幸 JIBT副実行委員長・運営委員長

いま JIBT がこのようにスムーズに開催できているのは、須崎の漁師の方々と長時間をかけてよい人間関係を築いてきたからだと思っています。

私が参加した JIBTでの大きな思い出は、まずなんといっても東日本災害復興支援大会です。実行委員会で中止の方向が決まっていたのですが、当時の下田市長であった石井直樹さんから携帯電話に直接連絡があり、ぜひ大会を開催して欲しいと要望されました。関係者各位の全面的な支援により、無事にそれが開催できたことは強く記憶に残っています。

このトーナメントに関する苦労話としては、2006年ないし2007年の大会で、濃霧が急に発生したにもかかわらずスタートを決断してしまい、参加艇すべてにコンパス進度185度、速度5ノットを支持して無事故で切り抜けたことでしょうかね。全艇が濃霧帯を抜けるまで生きた心地がしなかったのを覚えています。

また、カジキの生態調査貢献のため、フランスで開発されたアーカイバル・ポップアップタグを、2003年のJIBT期間中に世界ではじめて 装着できたのも嬉しかったです。家内がアングラーで、魚は推定 120kgでした。これはフジテレビのゴールデンタイム番組でも放送されました。

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