2022-11-01

第32回JIBT 国際カジキ釣り大会

7/15、前夜祭の日はまだ梅雨末期の状況で雨もあって南寄りの風も強く心配されましたが、潮温は25℃〜26℃で、クロカジキの適温でしたので海さえ良ければ期待がもたれました。また、大会2日目の7/17に梅雨明け宣言が出され終わってみれば、3日間で52尾のカジキがあがりました。これは、2001年・23回大会に並び大会史上2番目・タイ記録となりました。(大会史上1位は2008年・30回大会の77尾)

●開催日:2010年7月15日〜18日(15日:前夜祭)
●開催地:静岡県下田港およびその沖合

●特別協賛:(株)シマノ、(株)モーリス、古野電気(株)、ヤマハ発動機(株)

●参加チーム:96チーム(102チームのうち、6チームキャンセル)
●参加選手:516人(釣りをしないゲスト、スタッフ、関係者含め総計700名)
●参加艇:96艇(地元チャーターボート(遊漁船)10、オーナーボート86)

【概況】

★7/15には、地元・生涯大学・葵学園の葵学園講座が開かれ、「カジキ釣り」をテーマにJGFA会員で カジキ釣りのベテラン高橋一郎さん(フェニックス)が講師を務めました。

★同じく7/15には、地元の小学生を対象としたボランティアクルージングを開催。そして夜には地元下田市関係者の皆さんの絶大なご支援を得て盛大 な前夜祭が開催されました。また、大会期間中はJIBTの大会本部の隣で「下田マリンフェスティバル」が同時開催され、地元の皆さん、大会参加者、観光客も交え、にぎわいました。下田海上保安部も巡視船の見学、体験クルージングを行うなど、JIBTはまさに夏の下田を代表するイベントに成長しました。

★海況:今年の梅雨は暑かったせいで水温は25℃〜26℃とクロカジキに最適な水温となり、風は南西風。大会2日目に梅雨明け宣言が出され、カジキ釣りらしく暑い夏空のもとでの大会となりました。

★成績:1日目:15尾、2日目:19尾、3日目18尾の計52尾のカジキがあがりました。(うち、4尾は失格となりました。)

★52尾のカジキの内訳:クロカジキ51尾、マカジキ 1尾 //  タグ&リリース37(クロカジキ36、マカジキ1)//キャッチ15(クロカジキ15)

★52尾のラインクラス別釣果:30lbライン:4尾(7.6%)、50lbライン:43尾(82.7%)、80lbライン:5尾(9.6%)

★上位チーム:2日目に1尾、3日目に2尾のクロカジキを50lbラインで計3尾T&Rした「チーム風小僧」が優勝。2日目に50lbライ ンでクロカジキ2尾をT&Rした「チームソルティー」が2位、3位はソルティー同様、50lbラインでクロカジキ2尾をT&R した「チームクインビー」が3位となりました。(同ポイントの場合は、そのポイントを早く達成したほうが上位)

★最大魚:165.7kg(1日目:今野弘昭「チームバシリアス」・50lbライン)

★カジキを釣ったチーム:39チーム/96チーム(3尾:1チーム、2尾:8チーム)

月/日 ストライク数 タグ&リリース(尾) キャッチ(尾) 合計
7/16 53 7 8 15
7/17 35 15 4 19
7/18 38 15 3 18
合計 126 37 15 52

★釣果のあったチーム:39 チーム/ 96チーム

 

●【団体総合】(表彰3位まで) T&R:タグ&リリース
順位 チームNO. チーム名 合計ポイント 備考
1位 5 チーム風小僧 675 7/17、1尾、7/18、2尾クロカジキ50lbライン
2位 62 チームソルティー 450 7/17、2尾クロカジキ50lbライン
3位 61 チームクインビー 450 7/17、2尾クロカジキ50lbライン

※なお、同ポイントの場合は大会規定により先にそのポイントを達成した方を優先する。

 

●【個人総合】(表彰3位まで) T&R:タグ&リリース
順位 アングラー名 チームNO. チーム名 ポイント 備考
1位 保科哲章 62 チームソルティー 450 7/17、2尾クロカジキ50lbライン
2位 高橋正延 61 チームクインビー 450 7/17、2尾クロカジキ50lbライン
3位 今西 有 90 ブルファイター 450 7/17、2尾クロカジキ50lbライン

※なお、同ポイントの場合は大会規定により先にそのポイントを達成した方を優先する。

 

●【タグ&リリース賞】(表彰1位のみ・チーム)
順位 チームNO. チーム名 合計ポイント 備考
1位 5 チーム風小僧 675 7/17、1尾、7/18、2尾クロカジキ50lbライン

 

●【西川龍三賞(最大魚賞】(表彰1位のみ・個人)

順位 アングラー名 チームNO. チーム名 魚種 重量(月日・ラインクラス)
1位 今野弘昭 30 チームバシリアス クロカジキ 165.7kg (7/16、50lbライン)

 

●【ファーストマーリン賞】(表彰1位のみ・個人)

順位 アングラー名 チームNO. チーム名 ランディング(またはT&R)日時 魚種(重量/ラインクラス)
1位 小川湯代 52 ミスバゲーラ 7/16、9:07、T&R クロカジキ推定120kg

 

●【レディース賞】(表彰1位のみ・個人)

順位 アングラー名 チームNO. チーム名 ポイント 備考
1位 青沼増美 10 ゴールデンベイトローリングクラブ 350 7/17クロカジキ推定80kg、T&R、2日目のファーストマーリン

 

●【チャーターボートキャプテン賞】(表彰3位まで・個人)

順位 船名 船長名 ポイント チーム名 備考
1 光明丸 土屋文男 225 ソールズベリーFC 初日クロカジキT&R、50lbライン
2 稲荷丸 森 一徳 225 アプロディーテ 2日目クロカジキT&R、50lbライン
3 天光丸 土屋光永 198.6 ウォーターボーイズ 2日目48.6pt、3日目150pt

 

●【ロングファイト・サポート賞(下田海上保安部長賞】(表彰1位のみ・チーム)

チームNO. チーム名 備考
57 ゴールデンクロス 2日目、プレデーターのファイトを17:22、最後まで見守り無事帰港させた

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